親愛なるJGSニュースレター読者の皆様JGS会員の皆様。いつも協会活動にご協力いただき、誠にありがとうございます。過日5月29日、第10期一般社団法人日本宝石協会 定時社員総会が滞りなく行われ、議案は全てご賛同いただく事が出来ました。本年度はコロナウイルス感染症との共生の中、勉強会を始め多くの協会会員及び業界に貢献できるよう活動を始めました。今回の総会はZoom使用によるオンライン社員総会となり、6月の勉強会もオンラインで行われます。
先日テレビ番組でラインの副社長様の「オンライン化が進むほどオフライン(リアル)の価値に気が付く」というコメントがとても印象的でした。まさに今回、DPAからNDCへと名前を変えてリアル(天然)の価値に気が付いた世代(デジタルネイティブGeneration Z)へ、ラクジュアリー感あふれるプロモーションを打ち出した動きが重なり合いました。
JGSの勉強会は間違いなく日本ジュエリー業界内最高の現場感覚満載の勉強会です。これからオンライン勉強会と実際にハンドリングする勉強会が組み合わされるJGSの活動は「価値溢れる」機会となり、その「価値」に業界は気づかされるはずです。そんな姿を皆さんと想像し、その姿を見るまで事業継続できるように踏ん張りたい。コロナ後の世界は誰も見たことのない世界であり、その世界を見ることができるように踏ん張りたい。
自粛期間と新生活様式が始まったこの三か月間、いつものようにジュエリーが作れず、売上が作れず、今まで過ごしたことのない時間の中ではありましたが、あらためてジュエリーは必要なものだと実感しました。皆さんも同感のはず。不安でも、厳しくても、フラストレーションがつのっても、誰もが「笑顔」でいたいことに気が付いたはずです。美しいもの、今はなくても思い出すだけで嬉しいもの、自らを奮い立たせるもの、全てを備えたものが宝石やジュエリーであることに気が付いたはずです。
思わずコロナに遭遇した不思議な地球。地球の不思議を話す時に、宝石の話は欠かせません。そして誰もが宝石の話をすると「笑顔」になっています。
さぁ、頑張りましょう!